こんにちは、ウィングです🦉
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この記事では、家賃1か月分(上限5万円)のキャッシュバックがもらえる賃貸EXについて、また賃貸EXの注意点、他のキャシュバックサイトとの差異を解説します。
前回の記事をまだ見ていない方は先にこちらをご覧いただければと思います。
この記事を書いている私は、
賃貸EXとは
賃貸EXとは、SUUMO、HOME’Sと同様の賃貸不動産情報サイトです。
(株)じげん、という会社が運営しており、当社は東証一部上場会社です。
掲載物件数は以下の通りであり、やはり大手と比較すると物件数は少ないです。
- SUUMO:約730万件
- HOME’S:約480万件
- 賃貸EX:約350万件
なお、「スモッカ」という賃貸不動産情報サイトも(株)じげんが運営しており、キャッシュバックの条件が一緒であることから、同一のサイトとお考え下さい。
賃貸EXのキャッシュバック金額は?
賃貸EXのキャッシュバック金額は家賃1か月分(上限5万円)です。
賃貸EXの仕組み
この家賃1か月分のキャッシュバックの原資は、どこからきているのか?
この原資は、入居者が余計に払う費用からきているのではないか?と思う方もいると思います。
しかし、そういうわけではないので、ご安心下さい。
仲介会社は、HOME’S、SUUMOという不動産掲載サイトに不動産の情報と問い合わせ先として自身の仲介会社の名前をのせてもらい、入居者にコンタクトしてもらいやすいようにしています。
SUUMO等にのせてもらうために、仲介会社は、物件掲載費用をSUUMO等に払っています。
SUUMOで物件調べて、物件のページの一番下に「この物件を取り扱う店舗」という紹介があり、ここで出てくる会社がSUUMOに物件提携費用を払っている仲介会社です。
これと同じような方法で、仲介会社は賃貸EXにも、物件掲載費用を払って、物件と自身の仲介会社の情報をサイトにのせてもらっています。
賃貸EXは、あくまで仲介会社からもらった物件掲載費用の一部を入居者にキャッシュバックとして還元しているだけなんです。
賃貸EXのキャッシュバックの注意点
賃貸EXのキャシュバックまでの道のりをまとめると以下の通りです。
- ①賃貸EXのサイトにて物件を探して、問い合わせ
問い合わせ先は、借りたい物件にのっている仲介会社 - ②キャンペーン事前申請を行う
問い合わせした日から4日以内に事前申請要
- ③問い合わせした物件で契約が成約
問い合わせした物件以外での成約は対象外となる - ④キャンペーンへ応募
問い合わせ後の半年後開始の14日間の間
- ⑤条件を満たした場合、応募後1-2か月の間に振込される
賃貸EXページにのっているステップの詳細版です。
この5ステップですが、なかなかハードル高いです。
上記の内、説明が必要なものを次で補足説明します。
キャンペーンの事前申請が必要
問い合わせ後に賃貸EXから送付されるお問い合わせ受付完了メールに記載されているキャンペーン事前申請URLから事前申請を行う必要があります。
本申請の前の事前申請です。
この事前申請期間は賃貸EX経由で問い合わせをした日から4日以内です。
忘れないようにメールを受領したらすぐに事前申請は行うようにしましょう。
問い合わせした物件以外の物件の契約はキャシュバック対象外
例えば、「ウィングコーポ 102号室」に問い合わせしたが、契約したのは「ウィングコーポ 103号室」の場合、キャシュバック対象外となります。
契約した物件の建物名が違うのはもちろんですが、同じ建物で部屋番号が違っている場合も対象外となってしまいます。
問い合わせ当日の契約はキャッシュバック対象外
賃貸EXのサイトから問い合わせを行い、その後、来店・成約した場合にのみキャッシュバック受けられます。
賃貸契約書には契約締結日の記載はありますが、時間までの記載はないです。
要は、賃貸EX側からみて、「本当に賃貸EXから問い合わせを行い→契約にいたったのか」
それとも「契約後→賃貸EXから問い合わせを行った」のかの判別ができないことから、問い合わせと同日の成約は対象外となります。
しっかり調べればわかるとは思いますが、キャッシュバックを少しでも減らしたい賃貸EX側の思惑が感じられますね。
応募はパソコンからのみ
この応募というのは、本申請の場合のみパソコンという指定が書かれています。
文字通り受け取ると事前申請はスマホでもいけそうですが、心配な方は全てパソコンで行うようにしましょう。
応募期間は問い合わせ後から半年後開始の14日間のみ
普通の方は間違いなく、半年後忘れているでしょう。
メールでの通知も来ないことから、スマホのスケジュールアプリ等にしっかり入れておき通知が来るようにしておきましょう。
手続きが多岐にわたる
ここまでの手続きでも大変かとは思いますが、本申請の際に必要な書類は多岐にわたります。
- 問い合わせした部屋の賃貸借契約書
- 公共料金明細書・携帯電話請求書・住民票のいずれか1つ
- 本人確認書類(身分証明書画像)
- 新居の最寄り駅を撮影した写真(3点)
- 新居周辺のおすすめスポットを撮影した写真(3点)
これら資料に加えて、合計文字数2,500字程度のアンケートにもこたえなければなりません。
画像のアップロード、文字の記入等で数時間はかかりますね。。。
キャッシュバック振込口座は楽天銀行の口座のみ
本申請完了したとしても、キャシュバック振込口座は楽天銀行のみです。
楽天銀行口座開設QAでは、アプリの場合でも、口座開設には1-2週間程度はかかるようなので、事前につくっておいたほうが無難です。
他のキャッシュバックサイトとの違い
賃貸EX | スマイティ | キャッシュバック賃貸 | DOOR賃貸 | |
キャッシュバック金額 | 家賃1か月分(上限5万円) | 最大1万円 | 5,000円~10万円 | 5,000円~10万円 |
申請期間 | 問い合わせから4日以内に事前申請、半年後開始14日以内に本申請 | 問い合わせから45日以内 | 問い合わせから60日以内 | 問い合わせから60日以内 |
問い合わせした物件以外の場合 | × | 〇 | 〇 | × |
振込口座 | 楽天銀行 | どこでも | どこでも | ジャパンネット銀行 |
キャッシュバック金額、申請期間等考慮すると、キャッシュバック賃貸とDOOR賃貸が優れているように思えます。
ただ、実際にサイトみて確認しましたが、キャッシュバック金額は物件によって異なっており、大体のキャッシュバック金額は5,000~1万円と低額です。
一方で賃貸EXは、キャッシュバック金額は高いですが、申請のハードルが高いです。
賃貸EXがオススメな人
次の条件にあてはまる場合は、賃貸EXを使うことをオススメします。
- 事前申請から本申請まで抜かりなく、完結できる自信がある
- 物件がほぼ決まっている
- 時間の制約等で複数の仲介会社で相見積もりをとれない場合
事前申請から本申請まで抜かりなく、完結できる自信がある
前段で解説した通り、賃貸EXのキャッシュバンク申請は、かなりハードルが高いです。
自分で完結できないと感じる方はやめておいたほうが無難かと思います。
物件がほぼ決まっている
賃貸EXの場合、問い合わせした物件以外で契約してしまった場合、キャシュバック対象外です。
したがって、部屋がほぼ決まっている場合のみ利用するようにしましょう。
時間の制約等で複数の仲介会社で相見積もりをとれない場合
本来であれば、①賃貸EXのキャッシュバック金額と②他の仲介会社の仲介手数料値引き金額or フリーレントの期間等を比較して、決めるのが理想です。
ただ、転勤・入学シーズンで時間がない場合は、複数の仲介会社をまわることが難しいケースもあるかと思います。
時間がない場合と、また仲介手数料の交渉が苦手な方も賃貸EXがおすすめになります。
交渉するにも気を使いますしね。
一番安くなるケース
賃貸EXのキャッシュバックと仲介手数料値引きのコンボです。
時間的制約がない人と交渉も苦ではなく、とにかく安くしたい人にオススメです。
このメリット享受するためには以下のステップを踏む必要があります。
- 賃貸EXサイトで物件を決める
- SUUMO等でその物件を探して、賃貸EXの問い合わせ先仲介会社(A社)以外の仲介会社(B社)へ訪問
- B社で仲介手数料値引きの額をヒアリング
- 賃貸EXで問い合わせを行い、A社へ訪問
- B社の仲介手数料値引きの例を出して、A社にも仲介手数料値引き余地を探る
結果、A社が仲介手数料値引きに応じた場合、
賃貸EXのキャッシュバックと仲介手数料値引きのコンボで圧倒的にお得になります。
仲介手数料の値引きのかわりにフリーレントでも効果は同じですね。
時間がある、かつ交渉も苦でない方むけで正直ハードルは高いですよね。。
ietty(イエッティ)を利用する
前段の解説の通り、キャッシュバックサイトの利用は、申請手続きの煩雑さなどハードルが高いのも事実です。
以下に該当する方は別のサービス、「ietty(イエッティ)」がオススメです。
- 賃貸EXで申請手続きを完結する自信がない
- 転勤等で時間がなかなかとれない
- 仲介手数料等の値引き交渉が苦手
- 10万円超の物件選定予定
まとめると、
- どの物件でも仲介手数料が半額
になります。
例えば、イエッティを利用して、賃料12万円の物件の場合、
6万円の値引きとなり、賃貸EXのキャッシュバック上限5万円を超える金銭的メリットがあります。
また手順は以下の通りでかなり簡潔です。
- SUUMO、HOME’S等の大手不動産サイトで物件を探す
- 気に入った物件があれば、LINE、電話、ビデオ通話等で連絡
- 内見(webでも可能)
- 契約する(webでも可能)
仲介手数料の値引き交渉もいらず、手順もすごく簡単ですよね
興味がある方は気軽にラインで物件も紹介してもらえるので、
一度以下から問い合わせてみるのもオススメです。
まとめ
賃貸EXをオススメできる人は、
- 事前申請から本申請まで抜かりなく、完結できる自信がある
- 物件がほぼ決まっている
- 時間の制約等で複数の仲介会社で相見積もりをとれない場合
一番安くなるケースは、
- 賃貸EXのキャッシュバックと仲介手数料値引きのコンボ
以下に該当する方は、「ietty(イエッティ)」がオススメです。
- 賃貸EXで申請手続きを完結する自信がない
- 転勤等で時間がなかなかとれない
- 仲介手数料等の値引き交渉が苦手
- 10万円超の物件選定予定
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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