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本記事ではクラウドファンディング事業者であるFUELオンラインファンド投資のメリット・デメリットについて解説します。
ソーシャルレンディング、クラウドファンディングについて知りたい、という方は以下ご参照下さい。
【基礎解説】ソーシャルレンディング クラウドファンディング 投資について
この記事を書いている私は、
FUELオンラインファンドについて
FUELオンラインファンドは、FUEL(株)が運営しているサービスです。
FUEL(株)は、2021年12月に東証一部上場企業で不動産総合会社である(株)日本エスコンの子会社となりました。
(株)日本エスコンの子会社となったことで、事業者が破綻→ソシャレのサービスも停止してしまうリスクは限りなく低いと思います。
(株)日本エスコンは以下の通り、財務面でも特段問題ない会社かと思います。
(株)日本エスコン
- 年商790億、営業利益104億円、自己資本比率約25%、東証一部上場企業
FUELオンラインファンドについてまとめます。
- サービス開始日:2020年2月
- 想定利回り:3%程度
- 最低投資額:1万円
- 期間:6か月~2年
- 東証一部上場会社の子会社がサービス運営を行っている
- 累計募集金額:約18億円(2021.9月時点)
- 投資実績:元本割れなし
FUELオンラインファンドで口座開設を行うと、FUELが運営する複数の不動産投資クラウドファンディングサイトで募集するファンドに投資できます。
それぞれのファンドの特徴は別記事で解説したいと思います。
- CRE Funding
- 高島屋ソーシャルレンディング
- シノケンオーナーズファンディング
- DL FUNDING
FUELオンラインファンドのメリット
相対的に案件自体のリスクは低い
例えば、前段で紹介した「CRE Funding」の投資対象不動産は、物流施設です。
事業者は、東証一部上場企業の(株)CREです。
通常このような不動産投資型のクラウドファンディングはノンリコースの場合が多いです。
ノンリコースローンとは
- 特定の事業資産から生じるキャッシュフローのみを返済原資とするローンのこと
物流施設の賃借人である企業から払われる賃料が返済原資となります。
また物流施設を売却した資金も返済原資になります。
ローンの残高が1億円だとして、物流施設が5,000万円でしか売れなかった場合、5,000万円分投資家に損が発生することになります。
この場合、損が出たとしても事業者である(株)CREには損失を補填する義務はありません。
なぜなら、特定の事業資産から生じるキャッシュフローのみを返済原資としているからです。
しかし、「CRE Funding」の場合、(株)CREがローンに対して保証しています。
要は、上記の例で5,000万円分でしか物流施設売れなかったとしても(株)CREが残りの5,000万円を投資家に返済する義務があります。
ということは、結局この案件のリスクは、(株)CREのリスクとなりますが、(株)CREは東証一部上場企業で下記の通り、財務面のリスクは限定的です。
スキームリスク、リーガルリスク等考慮せずに、リスクは(株)CREリスクのみと整理できるので、案件分析がしやすいですね!
事業者リスクは低い
FUEL(株)は(株)日本エスコンの子会社となったので、事業者が破綻→ソシャレのサービスも停止してしまうリスクは限りなく低いと思います。
複数のサービスに投資できる
FUELで口座開設するだけで、以下の様々なクラウドファンディングへ投資できます。
クラファンのデメリットの一つに、口座管理が事業者ごとに分かれてしまうことがあげられます。
しかしFUELの場合、まとめて1口座で済むので管理手間が削減できます。
- CRE Funding
- 高島屋ソーシャルレンディング
- シノケンオーナーズファンディング
- DL FUNDING
先着順
FUELのファンドは人気なので、開始1分以内に満額調達達成により、終了することが多いです。
抽選の場合、外れる可能性が高いですが、先着順の場合、しっかりと募集開始時刻にスタンバイできていれば、投資できる可能性が高いのでオススメです。
他のクラファンで抽選の場合、人気で外れる可能性が高いですが、FUELの先着順は個人的にありがたいです。
FUELの募集時刻は19時スタートが多いです。
FUELオンラインファンドのデメリット
元本保証ではない
どの投資商品にもリスクはあるので、これはあまりデメリットにはならないかもしれませんが、一応記載しておきます。
投資である以上、元本保証の商品は逆にあやしいのでお気をつけください。
利回りが低い
前段での解説の通り、「CRE Funding」などは、(株)CREの保証があり、元本毀損リスクは低いことから、利回りは低めになっています。
リスクリターンの関係上、この部分は仕方ないと思っています。
私は個人的には、元本割れのほうが避けたいなので、利回り低くてもリスクが小さい案件のほうが好みです。
途中解約不可
案件が終了するまで、投資した資金の回収はできません。
「CRE Funding」の場合、最長期間2年の案件もあるので、注意が必要です。
ただ、これはFUELに限った話ではなく、他のソーシャルレンディングとクラウドファンディングも大体が途中解約不可なので、あまり気にする必要はないです。
案件数が少ない
FUEL全体でみた場合でも、案件数は数か月に1回のレベルです。
他のソシャレ、クラファンの場合、少なくとも1か月に1回は募集しているので、相対的に案件数は少ないです。
ただ、2021/12月に不動産会社である(株)日本エスコンの傘下に入ったので、少しずつ案件が増えていくことを期待しています。
FUELオンラインファンドが向いている人
ソシャレ・クラファン初心者で少額・低リスクで始めたい方
「CRE Funding」の場合、優良企業である(株)CREの保証がついており、実質的な案件のリスクは、(株)CREのリスクとなり、元本割れのリスクは低いです。
初心者の方で損を出したくない、という方にまずはオススメです!
19時に案件申し込みできる方
FUELの案件は、19時先着順での募集が多いです。
その時間が仕事等の方の場合は、あまりオススメできません。
クリック合戦になるので、応募に理想の環境は自宅のWi-fi等を使っての申し込みです。
私は、何度か出先で申し込みしようとしましたが、格安SIMで回線が遅く申し込みできなかったことがあります。
様々なクラファンを経験してみたい方
前段で解説した通り、FUELで口座開設すると、以下のクラファン、ソシャレに投資できます。
多くの種類のクラファン、ソシャレを経験してみたい方にオススメですね。
- CRE Funding
- 高島屋ソーシャルレンディング
- シノケンオーナーズファンディング
- DL FUNDING
まとめ
ソシャレ、クラファンで損は出したくないので、元本割れリスクが低い事業者を選んでいます。
海外含めた企業に融資を行った経験により培った財務分析により、ちょっと危ないかなと思うものは投資しない主義なので、約4年ソシャレ、クラファンへ投資していますが、元本割れの経験は一度もありません。
FUELオンラインファンドは、リスクが低いと判断しているので、金額も数百万単位で投資しています。
クラファン、ソシャレをまずはやってみたい、という方にオススメです!
他のリスクの低い業者として、初心者の方には「ジョイントアルファ」もオススメしています。
興味ある方は以下記事もご参照下さい。
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