こんにちは、ウィングです🦉
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本記事ではソーシャルレンディング投資のメリット・デメリットについて解説します。
ソーシャルレンディングとクラウドファンディング投資について知りたい方はまずは以下の記事ご覧ください。
以下のような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
- なぜソーシャルレンディング投資なのか?
- ソーシャルレンディングって利回りいいの?
- SBIソーシャルレンディングのように、元本割れするのではないか?
本記事ではこのような疑問にもこたえていきます。
この記事を書いている私は、
ソーシャルレンディングのメリット
- 元本の価格変動がない
- 投資期間が短いものもあり、余剰資金の運用に適している
- 一定程度の利回りが見込める
- 利回り以外の特典がある場合も
- 役立つ知識が得られる
元本の価格変動がない
投信、個別株等と異なり、ソーシャルレンディングは運用中は、元本に価格変動は発生しません。投資後は四半期ごとに配当金が入金されるのを待つだけです。
日々の値動きを気にする必要がないので、精神衛生上楽ですね。また相場が下がったといって、投信のように狼狽売りしてしまうこともありません。
投資後は、私はいつもほったらかしで配当金額すら確認していません。これは本当に楽ですね!
投資期間が短いものもあり、余剰資金の運用に適している
ソーシャルレンディングの投資期間は一般的に3か月~2年以内が多いです(たまに2年超もあります)。
基本的に「数か月先にまとまった出費あるので、それまで運用していたい」等のニーズに合致します。投信の場合は、数か月先に価格が下がっていたら、なかなか換金できませんよね。
私も基本は、余剰資金の運用でソーシャルレンディングを使い、マーケットが下がったタイミングでソーシャルレンディングから投信・ETFに資金を振り替え、投信・ETFをスポット購入しています。
一定程度の利回りが見込める
ソーシャルレンディングの利回りは一般的に2%~6%とかが多いと思います。私が取り組んでいるソーシャルレンディング、クラウドファンディングでは、大体3、4%ぐらいが一番多い感覚です。
ソーシャルレンディング業者のスタンスによって利回りも変わってきます。つまり融資先の対象会社の信用力が低ければ利回りは高くなりますし、信用力が高ければ利回りは低くなります。
株式・投信と単純比較するのは難しいですが、大体同程度と考えてもいいのではないでしょうか。
利回り以外の特典がある場合も
投資する案件によっては、期中の配当金以外の以下の特典があります。
私もいくつか利用しましたが、特にイベントで、他の投資家の方とのつながりができるのは、ありがたいです。
- 飲食系:投資家限定の先行試食会、肉の詰め合わせセット等
- 宿泊・不動産系:対象施設の宿泊割引券、新築分譲マンション見学ツアー
ファンズというソシャレ業者の3年前のイベントで知り合った投資家の方とは今でもお付き合いがあり、投資の情報交換させていただいております。
他の投資家の方との交流イベントがあるのは私が認識している限りではファンズのみですね。
私が一番利用しているソシャレ業者さんでもあり、オススメです。
また、ファンズの他のイベントでは、あの「たぱぞう」さんが、ゲストスピーカーとして講演された小規模イベントに招待いただいたりと、著名投資家の方と交流できるチャンスもあります。
3年前の当時は今以上にインデックス投資やっていなかったので、当時はお恥ずかしい話ですが、「たぱぞう」さんを存じあげておりませんでした。。
ソーシャルレンディングはベンチャー企業も多く、イベントでCEOの方ともお話できる機会があり、大変有意義ですよ。
役立つ知識が得られる
実は下記の通りソーシャルレンディングって市場拡大しているんです。
米国、欧州でも伸びています。その拡大している市場に身をおくことで視野が広がることが、まずはメリットかと思います。
他には具体的に、以下が役立つポイントと思っています。
- 財務分析能力を高められる
- 金融商品の仕組みが理解できる
財務分析能力を高められる
皆さん個別株している方だったら、有価証券報告書みて、良い会社かどうかの判断していますよね。
ソーシャルレンディングでは貸付先が上場企業の場合もあり、財務諸表がみれるので、財務分析の訓練ができます。超優良企業からそうでない先まであるので、多くの財務諸表がみれて楽しいです。
金融商品の仕組みが理解できる
ソーシャルレンディングを行うには、金融商品取引法、貸金業法等の登録を受ける必要がある、匿名組合出資のスキームを使うなど、普段生活していると目に触れないワードだと思います。
ただ、いざ自分が投資するとなったら多少は調べてみると思います。その繰り返しによって、少しずつ金融商品の新しい知識が身についていくと思います。
私自身自分で投資してみて初めて、腹に落ちて、知識習得も進みました。
ソーシャルレンディングのデメリット
- 元本割れの可能性がある
- 途中解約できない
- キャピタルゲインがない
元本割れの可能性がある
貸付先の企業が倒産してしまった場合など、元本割れの可能性はあります。私が始めた2018年以前はけっこう貸し倒れがあったようです。
ただ最近はソーシャルレンディング事業者側も借り手企業を厳しく審査するようになったので、昔ほど元本割れは発生していないと思います。
上場株式に投資していても倒産はなかなかないかもしれませんが、買った価格より下がることは多いと思うので、
私個人的には、投資にはリスクはつきものであり、ソーシャルレンディングだけのリスクではない、と整理しています。
途中解約ができない
ソーシャルレンディングは基本途中解約できません。
何かすぐに現金が必要なケースでは対応できないので、余剰資金で運用することをお勧めします。
貸付先が優良企業なら2年超でもいいですが、そうでない場合は、期間は基本的に2年以内にしています。
キャピタルゲインがない
ソーシャルレンディングは基本、貸付の利息を配当金として受け取るだけなので、キャピタルゲインは見込めません。その分元本の価格が変動することもない(倒産とか以外)ことが、メリットでもありますが。
まとめ
ソーシャルレンディングのメリットは、
- 元本の価格変動がない
- 投資期間が短いものもあり、余剰資金の運用に適している
- 一定程度の利回りが見込める
- 利回り以外の特典がある場合も
- 役立つ知識が得られる
一方でデメリットは、
- 元本割れの可能性がある
- 途中解約できない
- キャピタルゲインがない
ソーシャルレンディング業者は数多くいますので、それぞれ投資することにより、分散投資ができます。
2022.1月現在マーケット環境がいいので、ソーシャルレンディングに魅力感じにくいかもしれませんが、よろしければ選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。