【2023年度廃止によるロールオーバー】ジュニアNISAのメリット

投資・金融知識

こんにちは、ウィングです🦉(ウィングTwitter

時限性のあるジュニアNISAにしました。

ジュニアNISAは2023年度制度廃止が決定し、資金引き出し制限がなくなり、

メリットが増えましたので紹介します!

資産形成でNISAと同様に有名なのものがiDecoになります。以下記事貼っておきますので、よろしければそちらもご参照下さい!

この記事を読めば以下のことがわかるようになります。

本記事でわかること
  • ジュニアNISAの概要とメリット
  • ジュニアNISAのデメリット
  • ジュニアNISA口座どこで開設すべきか
  • まとめ

この記事を書いている私は、

PROFILE
  • 社会人貯金ゼロから、29歳で結婚するまで毎年海外旅行に行き、ある程度お金を使いながらも、30代前半にアッパーマス層到達(妻の資産含まず)。
  • 金融機関での10年超の業務経験(資産運用、国内・海外貸出業務、財務分析、不動産等)を生かして、投資を行う。
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ジュニアNISAとは

ジュニアNISAとは、未成年者(0~19歳)を対象とした少額投資非課税制度。

未成年者(0~19歳)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、

上場株式、株式投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。

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ジュニアNISAと一般NISAの違い

ざっくりイメージとしては、子供用の「NISA」で時限性がある

ということを認識していただければと思います。

詳細は以下比較表ご参照。

ジュニアNISANISAつみたてNISA
対象者日本在在住で0歳~19歳日本在在住で20歳以上日本在在住で20歳以上
1年間に投資できる金額年間80万年間120万年間40万
金融機関の変更不可
買い付け方法一括買い付け及び積立一括買い付け及び積立積立のみ
保有できる数つみたてNISA口座or 一般NISA口座のどちらか1口座のみつみたてNISA口座or 一般NISA口座のどちらか1口座のみ1口座/1人
資金の引き出し原則18未満まで引き出し不可
→引き出し可に
いつでも可いつでも可

今までは原則18歳未満まで引き出しできなかったことがジュニアNISAのデメリットでしたが、

2023年にジュニアNISAが廃止されることが決定したことにより、2023年以降引き出し可になりました!

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ジュニアNISAのメリット

主なメリットは以下の通りです。

メリット
  • 非課税でロールオーバー(非課税期間延長)できる
  • 相続税対策になる
  • 年間80万円の非課税枠あり

非課税でロールオーバーできる

ジュニアNISA口座の投資可能期間は2023年で終了しますが、
ロールオーバーの手続きを行えば、2024年以降、投資した金融商品を継続管理勘定に移管(ロールオーバー)することができます。継続管理勘定では20歳になるまで金融商品を非課税で保有し続けることができるという制度がロールオーバーです。

ロールオーバーには証券会社で書面手続きが必要ですので、ご注意下さい!

そのまま子供が大きくなるまで持ち続けるもよし、途中で利確することもできます。

もちろん2024年以降のロールオーバー中に利確しても非課税です!

wing
wing

ネットの古い記事の場合、ロールオーバー中に利確すれば課税され、かつ資金の引き出しもできないと書いてあるのでご注意下さい!

令和2年度税制改正に伴い、2024年1月1日以降ルールが変更となっています(以下楽天証券のQA抜粋です)。

2024年1月1日以降は全部解約(ジュニアNISA口座の廃止)した際の利益に対してさかのぼって課税されることはありません。

払出制限は2024年以降も適用されるため、ジュニアNISA口座を開設している状態で資金の一部だけの引き出しはできません。

出典:楽天証券QA

補足すると、2024年以降のロールオーバー中に分割して利確することはできるが、資金の引き出しは一括でまとめて(全部解約して)行わなければなりません。

ex. 100万のうち、50万だけ売却し利確はできるが、50万だけ引き出すことはできない。残りの50万も売却し、口座廃止という形で初めて資金の引き出しができる、ということ。

相続税対策になる

こどもはまだそんなにお金をもっていないと思うので、

実際資金を拠出するのは両親、祖父母です。

祖父母に資金がある場合、贈与として資金を拠出すれば、

ジュニアNISAは年間80万円が上限であり、贈与税がかからない年間110万円以内に収まるので、税金対策になります!

ジュニアNISA以外に資金を出した場合等で年間110万円超えた場合は贈与税かかりますので、ご注意を下さい。

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ジュニアNISAのデメリット

デメリット
  • 2023年で制度廃止される
  • マネーブリッジが利用できない and クレカ購入できない
  • 売却後の出金先が限定される

2023年で制度廃止される

購入できる期間が短いので当然購入金額も絞られ、

結果、非課税のメリットも小さくなります。

まあただ、今からだと2022年、2023年合計で80万×2年間の160万投資できますので、

そこそこのボリュームになりますね。

マネーブリッジが利用できない and クレカ購入できない

マネーブリッジとは、楽天証券口座とで楽天銀行の口座を連携させることにより、

楽天銀行の預金残高の利息が0.1%ついたり、

楽天証券口座に残った金額を自動的に楽天銀行に移したりできる、というものです。

残念ながら、ジュニアNISAはこのマネーブリッジが利用できません。

入金は親の口座からもリアルタイム入金できます。

またクレカで買えば1%ポイント付与がありますが、

ジュニアNISAについては利用できません。

売却後の出金は、子供名義の銀行口座のみ可能(親名義の銀行口座には出金できない)

ロールオーバー中に利確して、いざ出金、といきたいところですが、

実は出金は子供名義の銀行口座にしか出金できません。

こどもの学費等のための資産運用なので、理解はするのですが、少し不便ですよね。

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ジュニアNISA口座をどこで開設すべきか

取り扱い商品数も多い点でいうと、楽天証券かSBI証券の2択かと思います。

私は楽天経済圏を利用している人間で、積み立てNISAも楽天証券使っていることから、ジュニアNISAについても楽天証券に決めました!

自分が今どの銀行口座を持っていて、その銀行と証券会社が提携して、リアルタイム入金できるのか、も大事な観点です。

いざ買うとなって、リアルタイム入金できないとかなり不便ですので。。

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まとめ

2023年度制度終了することから、2022年中に投資を開始すれば、マックス購入できる金額は160万円とある程度の金額になります。

子供1人につき160万なので、子供2人なら320万円です。

また来年になってしまうと80万円分しか非課税メリット享受できなくなってしまうので、2022年中に始めましょう!

配当金、売却益約20%が非課税になるメリットは大きいことから、ジュニアNISA開設をオススメいたします!

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