こんにちは、ウィングです🦉
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今回は、前回のインデックス投資失敗談の続きの記事です。
今回記事内容は、この商品を購入する際に、何を確認すべきだったかについて、です。私の失敗談を生かして皆さんは投資で失敗をしないようにしましょう。
前回記事をご覧になっていない方は、先に前回記事をご覧ください。
この記事を書いている私は、
「国際のETF VIX短期先物指数」の利用用途
私の投資方針にあわずに購入してしまった商品が「国際のETF VIX短期先物指数」です。
前の記事で書いた通り、この商品には以下の特徴があります。
- この商品の価格は継続的に減価していく
以下の通り、約2年間という短期間でおそろしく下がっています。
2017年:14,000円前後
2019年:6,000円前後
こんなに下がる商品誰がどういった目的で取り組むのか、気になりますよね。
こういった商品を買う人は、
- 投機目的の人
- デイトレーダー
が多いです。
何かクレジットイベントがあった時は値動きが大きくなることから、このような方たちの運用方針に適するのでしょう。
短期的な利益を追従する方は専業の方が多いと思いますので、一般的なサラリーマンの方は、中長期投信方針が適しています。
購入時確認すべきだった点
以下の通り、反省点盛りだくさんです。
当時の私が購入前に確認していた点は、
- 純資産額→200億円超と一定の水準は確保
- 出来高→米中追加関税等のクレジットイベントがあったことから、出来高は多かった
チャートは長いスパンで確認する
一応、短期間のチャートはみました。2019年当時米中の追加関税で盛り上がっていたので、短期的にはチャートは右肩上がりでした。
長いチャートをみなければ、本当のトレンドはわかりませんよね。
長いスパンでみていれば、中長期的には減価していくETFだということはわかったと思います。
商品の内容を理解する
最も重要なことですね。
ネットで検索すれば、色々と出てくるのにそれすら怠っていたということです。
ネットでは、本商品のような先物型のETFは徐々に減価していくとはっきりと書いています。
ネットで情報が出てこなければ、速報性のあるツイッターで検索するという手もあります。
なぜ中長期的に減価していくのか、という仕組みの理解は一般の方には難しいと思います。
ただ、減価していくという事実を認識さえ出来きていれば、この商品を買うことはなかったのにと反省しています。
出来高ランキングはあくまで一つの指標
2019年購入当時、VIX指数上昇基調で投機目的の方が買っていたことにより、出来高ランキングで上位でした。
それを見た私は、「出来高ランキング上位=みんなが買っている=今後も上がっていくのだろう」と思ってしまいました。
出来高ランキング上位表示は、一つの有効な指標であるものの、そもそも自分の投資方針とあわなければ商品の出来高ランキングなど意味がありません。
経費率(信託報酬)
有名どころのETF(VTI,SPYD等)では経費率は0.1%を切る水準です。
一方で本商品の場合は、0.4%と、比較するとけっこう差がありますよね。
こうした信託報酬の差異は、保有する期間が長期になればなるほど、利回りに影響してきます。
経費率を比較すれば、本商品に疑問を持ち、購入を踏みとどまっていたかもしれません。
正しく行動できたこと
反省点はたくさんありますが、唯一正しい行動は、
- 含み損が発生しても狼狽売りしなかったこと
です。
この商品で最終的な収益はどうなったかは前の記事で触れました。
2022.2.24時点の30万程がゼロになったとしてもそれ以上の利確はしています。
最後利益が出せたのは、リーマンショック級のコロナショックがきてくれたからです。
2020.3月でコロナがくるまでは、40万円程度含み損抱えた状態でした。
しかし、狼狽売りしなかったことから、利確することが出来ました。
結果的にプラスになりましたが、このETFは減価していくので、通常のマーケット環境の場合は、タイミングみて損切りが正しい選択かもしれません。
まとめ
本商品の購入時の反省点は、以下の通りです。
- チャートは長いスパンで確認する
- 商品の内容を理解する
- 出来高ランキングはあくまで一つの指標
- 経費率(信託報酬)
利益を出したことに繋がった正しい行動は、以下の通りです。
- 含み損を抱えても狼狽売りしなかったこと
この商品、実は繰上償還に向けて運用会社から通知が出ていますので、そのあたりについても次回の記事で解説したいと思います。
本記事が皆様のお役に立てばうれしいです。